結露にお困りのあなたへ
結露は本当に困ったものです。
従来のあまり高気密ではない住宅は、冬になると窓の下が濡れて大変です。
窓の下の板はめくれあがり汚れやカビの原因にもなります。
これは対策すること必須ですね。
@断熱を効果的に高める
従来の建物は、壁などに断熱材が入っていても厚みが少ないなど、十分に断熱できて
いないことが多く、壁の断熱は良い手段でもありますが、壁に断熱材を入れるとなると、
大変な工事になってしまいます。
実は壁よりも、
窓などの開口部の方が、壁に比べて5倍もの熱損失があります(-"-)
そうです、壁よりも窓の断熱をする方が、全体を効率的に断熱できます。
一番良い方法は、
既存の窓の内側に、インナーサッシをつけてしまう方法です(#^.^#)
インナーサッシは樹脂でできていますので、つけるだけで気密がよくなります。
しかも工事は1日ほどでできてしまうので、工事への負担も軽減できます。
インナーサッシのメリットは他にも
- 防音にも効果がある
- サッシが二重になるので、外部からの防犯にもなる
- 和室は障子代わりに使うこうとができ、紙障子の貼替えの手間がなくなる
↑ ※障子のようなデザインで、紙部分は和紙のような風合いです
などなどです!
イ
ンナーサッシ「プラマードU」(YKKap)
インナーサッシのデメリットもあります
ただ付けられない場合もあります。内側に網戸を開くタイプの窓などは、内側に
取付できるスペースが無い為つけられない場合もありますので、現地状況を
工事店さんに確認してもらいましょう。
その場合は、
ガラス交換(真空ペアガラスやアルゴンガス入りペアガラスなど)で
対処できます。ガラス交換は、既存の窓がシングルガラスの場合は、約4倍ほどの
断熱効果があがります。 (ただし、既存の窓がすでにペアガラスの場合は、
あまり効果が期待できない場合もあります。)
A空気の通り道を確保する
気密を良くしても、湿気を含む空気を効率的に逃がしてあげないと、押入れの中など
寒い場所に湿気を含む空気がたまってしまいます。
そこで、給気口を設けたり、24時間換気扇を付ける方法も効果的です。
Bファンヒーターはできるだけ使わない
ファンヒーターを使用すると、どうしても排気が部屋の中に出てしまいます。
排気と一緒に、水蒸気も出てしまうので、それが結露の原因になってしまいます。
なので、エアコンやFFヒーター(外へ排気するヒーター)、温水ルームヒーターなどに
切り替えると健康を考える上でも、良いでしょう。
Copyright (C) 2013 「LET'S知って得しよ!住まい情報」 All
rights
reserved